2020年10月18日 第13回 士学館杯ひむか空手道選手権大会
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令和2年10月18日に「第13回 士学館杯ひむか空手道選手権大会」を宮崎県武道館で開催しました。
「新型コロナウイルス」の影響で、今年初めての大会となりました。
今大会を開くにあたっても、今回は悩み、考えて、周りの方々の意見も聞いて開催を決定しました。
新型コロナウイルスの影響で、様々な競技の大会も中止・延期になっております。
また、社会的にも甚大な影響が出ており、普通の生活を営むのも難しくなっています。
しかし、このような影響が長引くことで、子供たちや大人にまで肉体的・精神的なストレスが増えてきていて、二次的な健康被害(動かない不活発な生活になり、ストレスによる心の病気・免疫力の低下・糖尿病や高血圧など持病の悪化など)も増加傾向にあります。
私たちが日々鍛錬しているのは、武士道であり空手道です。
その精神は深く、加納治五郎先生の言葉に、
勝って、勝ちに傲ることなく、
負けて、負けに屈することなく、
安きにありて、油断することなく、
危うきにありて、恐れることもなく、
ただ、ただ、一筋の道を、踏んでゆけ!
という名言があります。
私はこの言葉が好きで、この言葉には、深さ・重さ・情調さが含まれていて、事にあたる時の心構えだと思っています。
今の時期、無茶なことはいけませんが、ただ控えてしまうだけではなく、慎重に行動を起こすことも大切だと考えました。
この大会を開催することで、参加選手をはじめ、親や家族、また身近な人たちに元気と勇気を与えられるような大会になればとの考えで決定しました。
もちろん、コロナ感染者が出たら私の負けです。
しかし、今でもできる事を行う勇気も必要と思い、皆様の力を借りて、安全を最優先に、そして、感動を与えることを信じて行いました。
今、その趣旨を理解していただき、参加していただいた団体・道場・先生方・選手の人たち・審判の方々、そして協力していただいた方々皆さんの勇気と愛に心より感謝です。
本当にありがとうございました。
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宮崎県武道館

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開会式






日本硬式空手道連盟 副理事長
宮崎県空手道振興会 会長
桃井大会会長 挨拶
西田宮崎市教育長

大会特別顧問
野崎宮崎県議会議員
大会名誉顧問
前田ひろゆき宮崎市議会議員
大会顧問
前九州硬式空手道連盟 会長
練義塾 甲斐 義明塾長
大会審議委員長
宮崎県空手道振興会
赤崎理事長
大会副審判員長
宮崎県空手道振興会 副会長
正道会館 大矢秀二 支部長
大会審判長
宮崎県硬式空手道連盟 審判部長
練義塾 甲斐 誠 師範-
選手宣誓

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日本武術空手道 士学館
少年部 指導員
河野 楓 選手 -
形試合








































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組手試合

















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組手









































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一般・シニア










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表彰式




































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団体









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シニア一般



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戦績

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エピソード






真剣にやっています?
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今回の大会は、選手も審判員・スタッフ全ての分野で人手が不足していました。
そのために、皆さんにはご苦労をさせてしまいました。
私の考えで、士学館杯ひむか空手道選手権大会は、硬式空手道・フルコンタクト空手の2つのスタイルで組手を行っております。
今回も、いつも硬式のスタイルで稽古をしている選手たちが、何人かフルコンタクト部門と両方出場しましたが、出た選手が「楽しかった!」と言ってくれました。
この言葉が何よりです。
これからも様々なことがあると思いますが、武道の精神で乗り切り、力の続く限り行っていきます。
ご協力いただきました全ての方々に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。


