2019年12月22日 第2回 白桜旗 少年空手道大会
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12月22日に今年を締めくくる創凜塾(原塾長)主催の「第2回 白桜旗 少年空手道選手権大会」が大分県で開催されました。
選手宣誓
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形試合
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組手試合
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団体戦
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表彰
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今年も大きな怪我なく、無事に最後の大会を終えることができました。
内容的には、稽古納めの後のせいもあったのか、少し気持ちが緩んでいたように思います。
それぞれの弱さ・弱点が出た試合でもありました。
来年への良い課題になったと思います。
その中で気を吐いて頑張っていたのが、児玉つばき選手と黒木ハルト選手でした。
黒木選手は大会に出るのが初めてで、日向道場での稽古では少し内向的なところがありましたが、この試合では臆することなく前に出ていて、気持ちの入った戦いをしました。
この大会を自分の成長に繋がるよう思い返して考えてください。
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クリスマスのサプライズ
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大会会場へ向かうときから「冷えるな」とは思っていましたが、試合が始まって皆「寒い」と言っていたところ、昼頃に雪が降ってきました。
今年最初の雪が見れました。
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創凜塾さんのご好意で、クリスマス抽選会に参加させていただきました。
士学館の選手達も何人か当たっていて、試合で勝ったときより?良い笑顔でした。
私もコシヒカリ(米)が当たり、おかげで今年も何とか乗り越えて、来年が迎えられそうです。
ありがとうございました。
2019年12月8日 第13回 西日本硬式空手道選手権大会
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今回は、12月1日にカザフスタンで「第1回 アジア硬式空手道選手権大会」が開催され、11月29日~12月4日まで、私も選手団長として行っていました。
その為、細かな事前の準備は、事務局と士学育成会(父母会)の方々にお任せしており、帰ってきてからの最終準備は、とてもタイトなスケジュールとなりました。
大まかなチェックは、アフガニスタン滞在中も LINEのやり取りでできたのですが、細かなところは現場でないと収まりませんでした。
さらに、来年11月に東京で開催される「世界硬式空手道選手権大会」の選考も兼ねていて、「全日本硬式空手道連盟」から、佐久間理事長・山脇審判部長などの先生方が来られるので、肉体的にも精神的にもハードな大会となりました。
桃井大会実行委員長 開会宣言
川越大会会長 挨拶
西田宮崎市教育委員会教育長 挨拶
宮崎県議会 日高議員 挨拶
宮崎市議会 前田市議 挨拶
全日本硬式空手道連盟 佐久間理事長 挨拶
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九州・四国硬式空手道連盟歴代会長表彰
尾前初代会長
田中二代目会長
甲斐三代目会長
四国硬式空手道連盟 笹岡前会長
世界硬式空手道連盟
第1回 アジア硬式空手道選手権大会
優勝 中原優芯選手 表彰-
全日本硬式空手道連盟 審判員審査会 九州審判員審査会 授与式
選手宣誓 正友会 竹下選手
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中国陳家溝陳氏 20世 太極拳 12代待人
陳氏 太極拳 三十八式
全日本硬式空手道連盟 相談役 佐藤先生 演武 -
形試合
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組手試合
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表彰式
四国硬式空手道連盟 笹岡最高顧問 講評
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全日本硬式空手道連盟の先生方、四国硬式空手道連盟の先生方、九州硬式空手道連盟の先生方、そして、宮崎県硬式空手道連盟の役員・スタッフ・父母会の方々、ありがとうございました。
皆様のお力添えがあって、今回の大会も無事に終えることができました。
また、世界硬式空手道選手権大会の出場権を得た選手たちは、これからが新たなスタートです。
頑張ってください!
2019年12月1日 世界硬式空手道連盟
第1回 アジア硬式空手道選手権大会
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12月1日にカザフスタン共和国で開催されました「第1回 アジア硬式空手道選手権大会」に参加してきました。
日本からも2選手を送り、私が日本選手団団長として日本の選手を引率してきました(私も初めての国でしたので、世界硬式空手道選手権大会でロシアに行った経験のある今井さんに大変お世話になりました)
まず、私も初めて訪れた「カザフスタン共和国」について少し触れさせていただきます。
元はソビエト連邦に属していて、1991年12月16日に「カザフスタン共和国」として独立した国で、独立して28年と国としてはまだ若いです。
地理的には、ユーラシア大陸の中心に位置しており、世界第9位の広大な国土面積(アジアでは、中国・インドに次いで第3位)を有していますが、大半は砂漠や乾燥したステップ(草原、ロシア語で「平らな乾燥した土地」)で占められています。
中国とヨーロッパに挟まれている国で、首都はヌルスルタンですが、最大の都市はアルマトイです。
アルマトイ空港
サッカー競技場
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私のカザフスタン(アルマトイ)の印象ですが、まず空港に着いて困ったのが、タクシーがいないこと(空港にのみいるらしいが、台数が少ない)
この国では、日本でいう「白タク」がほとんどで、乗る前に価格を交渉して乗ります。
よって、言葉が通じない外国人は、通常の何倍も取られることが多いようです。
交通手段が白タクしかないので、現地の人も道路に立っていれば車が寄ってくるので、簡単なやり取りをして乗っていくという感じです。
車が非常に多く、高級車も多いですが、日本では車検に通りそうもない車が半分以上を占めていて、日本車・韓国・ベンツが多いです。
豊かなのか?そうではないのか?はっきりしない国です。
寒い国であることには間違いなく、日の出が8時過ぎです。
陽が出ても、なんとなく薄暗い町です。
その中を走ってトレーニングをしましたが、耳が痛くなり、手袋をしていても手足がしびれてきました。
しかし、ここはカザフスタンでも南の方で、北の方に行くと-30°ぐらいにもなると聞いて、「ここで良かった」と思いました。
私が非常に困ったのは、トイレの便器が設置してある位置が高いことです。
この国の人間に合わせてあるのでしょうが、私はつま先立ちでなくては小便ができず、子供になった気がしました。
また、一抹の虚しさも感じました・・・
大会会場入口
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大会は日本の試合とは異なることも多く、最初は戸惑いました。
前日に計量があり、さまざまな国から選手が来ていましたが、やはり日本人である私たちが結構注目されました。
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私たちが会場に入ると、色々な国の人たちから「写真を一緒に撮ってくれ」と頼まれました。
大会当日は8時30分に会場に入り、ウォーミングアップを吉田選手が一緒にやってくれました。
日本の大会とは違い、受付もなければ、試合前の開会式もなく、いきなり試合が開始されました。
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試合が始まって数時間が経った昼過ぎ、試合全体を止めて開会式のようなセレモニーが始まりました。
今井さんが挨拶をしました。
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演舞
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演武が終わり、試合が再開されました。
日本選手の吉田開成君・中原優芯君はここからの始まりでした。
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中原選手も吉田選手も、果敢に攻めて、全試合勝ち抜き、見事優勝することができました。
「全日本硬式空手道連盟」のルールとは異なり、投げ技・組み付いてからの攻撃などがあり、戸惑う部分もありましたが、それを乗り切り勝利しました。
中原選手は個人戦の後、「ロシアの選手と組んで団体戦に出てくれ」と言われ、ロシア・日本合同チームで出場し、この団体戦でも優勝しました。
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フルコンタクト空手の試合も一緒にあり、日本では見られないような団体が一緒の大会で戦っていました。
この枠にとらわれない寛容さには感心しました。
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表彰式
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すべてのプログラムが終了したのが、夜の9時半を過ぎていました。
日本では考えられないことですが、これもお国柄ということでしょうか。
今回の大会を終えて思ったことは、やはり体格の差があり、体幹が強い選手が多い。
組み技に持っていくので、攻撃が荒くなっている。
総合格闘技の選手も多数出場していたようで、帯の色は参考にならない。
白帯でも、とても強い選手がいて、通常の練習では胴着など着ていない感じがした。
格闘技というイメージが強く、武道的の本質的なことは、まだこれからではないか?というのが率直な感想です。
セルゲイさん、一番武道家らしい人でした。
フルコンの部で優勝した選手です。
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大会終了後に、ロシア・カザフスタンの方々が食事会を開いてくれました。
色々な国の人達、流派の人たちがいて、それぞれに認め合いながら、それでも「負けない」という闘争心を秘めた人達でした。
最後の日の夜に、ホテルの部屋で居残り組で祝勝会をしました。
選手の2人、おめでとうございました。
皆さん、お疲れ様でした。
来年の「世界硬式空手道選手権大会」を目指して、これからも日々頑張ろう!