2020年9月9日 宮崎県硬式空手道連盟 中間会議
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9月9日に宮崎県延岡市にて、約半年ぶりに「宮崎県硬式空手道連盟」の中間会議を行いました。
「新型コロナウイルス」の状況を見ながら延期をしてきましたが、少し落ち着いてきた事で、このタイミングで行いました。
ただしこのような状況ですので、理事(各道場の代表)に絞って少人数での参加としました。
その中でも、延岡市で武道教室などを開催されておられる恵誠会の柳田先生にオブザーバーとして参加して頂きましたことはありがたいことでした。
今年に入って、緊急非常事態宣言や全ての活動の自粛などにより、仕事・学校・スポーツ少年団など様々な分野に影響が出ています。
私たち硬式空手道連盟においても、世界大会をはじめ各県でのイベント・大会等が中止または延期になっております。
道場での日々の稽古にも大きな支障が出ており、空手に限らず全ての武道・スポーツにおいても苦労されておられることと思います。
今回の会議の大きな議題は、
1.各道場の現状と問題の確認
2.活動(日々の稽古等)に対する注意
3.10月18日開催予定の「ひむか空手道選手権大会」について
4.11月8日開催予定の「第3回 空手の日 特別演武会」について
5.その他問題点
についてでした。
連盟としての大きな大会はまだ時期尚早と思いますが、県内での練習試合的なことから始めようと考えています。
もちろん、安全には十分配慮して行います。
ただ、今いろいろな考え方があり、何もかも自粛や中止になったことで「道場生のモチベーションを上げるのが大変」「学校が休みだったために子供たちの生活が乱れてきている」「何事にもやる気がなくなってきている」などの声を耳にしています。
また大人も働き方が変わったり(テレワーク)など、日々の活動を制限されたりで、うつなどの病気を発症する人もいるようです。
新型コロナウイルスの影響で二次的・三次的な弊害が出てきているように思います。
我々、武道をやるものの心の持ち方の一つとして「何事に対しても平常心をもって事にあたる」という言葉があります。
無茶な行動はもちろんダメですが、こんな時でも出来ることをやり、他の人たちに対しての元気付け、自分たちの気持ちを上げ、互いの交流を配り、励まし合うことも大切だと考え、この大会を行うことにしました。
また、11月8日には「第3回 空手の日 特別演武会」を宮崎アートセンター・太陽の広場にて開催する予定です。
屋外で行うことで、より多くの人たちに空手道の魅力を理解していただきたいと、4年前から「宮崎県空手道振興会」で取り組んでいます。
大きなことはできませんが、このような時にこそ武道精神を持って前進していきたいと思います。
何より久しぶりにみんなの元気そうな顔が見れて嬉しかったのと、来年に向けての励みになったことが何よりでした。