2025年5月6日
高校生ボクサー・四元志桜里さんプロデビュー
大阪2025年日本国際博覧会
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小学校・中学校と鹿児島で硬式空手道をやっていて、とても強い選手で全日本大会を四連覇した四元しおりさん。
中学2年から宮崎県にある日章学園中等部に編入して、ボクシング部に在籍しました。
私も道場は違いますが、とても熱心に空手道と向き合っている姿を素晴らしい!今の時代でもこんな子がいるのだな、と感心していました。
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お父さん・お母さんとも話をさせていただき、私も鹿児島なので、その辺りの親近感もあり、仲良くさせてもらっていました。
宮崎に来てからも、練習で忙しい中、宮崎駅で行ったイベント(演武会)や道場道にも遊びに来てくれていました。
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高校生になって、テレビのミライモンスターに出ていて、びっくりしました。
やはり未来のモンスターなのだな?と改めて思ったのですが、その後、世界大会に出場すると聞きました。
頑張れ!とエールを送っていましたが、残念ながら世界大会で優勝とまでは行かなかったようです。
さすがに落ち込んでいるかな?と思っていましたが、プロになる!との話を聞いて、さすが気持ちの切り替えが早いな、もう次の目標を立てているのだな、と感心しました。
それからしばらくして再びミライモンスターに出演していて、しっかりとした目標を話していたので、ぜひ頑張ってほしいと思っていました。
高校生ボクサーなので、卒業までの一年半は宮崎と所属している大阪のジムを行ったり来たりの生活となるようです。
「大変だな」とは思いましたが、彼女だったやり遂げるだろうと思いました。
ただプロになると、全てか自費となります。
スポンサーを募っているようでしたので、大した事はできませんが、私もスポンサーの一端に加えていただきました。
競技は関係なく、一つのこと、または自分の夢にこれほどひたむきになる子を久しぶりに見ましたので応援したくなりました。
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5月6日にプロとしてのデビュー戦が決まったと聞いたので、早々に手配をして見に行く段取りをしました。
よく考えたら試合会場が大阪で、大阪では万博が開催されているな!と思いました。
今まで万博なるものを見た事がなかったので、これも何かのおぼし召しと吉武君と二人で滞在日を一日延ばし、万博に行く事にしました。
私が小学生の頃には大阪万博がありましたが、今とは時代が違います。
大阪に行くこと自体が大変な事で、私のようなフランダースの犬に出てくるような子には夢のまた夢でした。
私の記憶では、私が行ってた小学校の中でも、その大阪万博に行った子は女の子一人だけだったと思います。
試合会場に少し早く着きましたが、思って感じとは少し違って、わりと地味な会場でした。
やはりプロの世界は、登らなければTVなどで放映されるような所ではやらせてもらえないのだな、プロの大変さを感じました。
しかし試合が始まると、だんだんボルテージが上り、応援のボリュームも上ってきました。
彼女の試合は3戦目でしたが、1試合目からTKOで決まり、下の方の試合にしてはレベルが高いな、と思いました。
2戦目もTKOで、いよいよ彼女の登場です。
アマチュアの時とは違い、コスチュームも髪も派手にデコレーションしていて、態度も落ち着いており、とてもデビュー戦とは思えませんでした。
1Rが始まり、最初は少しお互いに様子を見ていたようですが、中盤から積極的に攻めていき、1R・1分59秒だったと思いますが、TKOで倒してしまいました。
パンチワーク・フットワークも良いですが、かなりなハードパンチャーだと改めて認識しました。
相手の選手が弱いわけではなく、タイの選手で7戦目の選手ですので、プロとしてのキャリアは相手の方が上です。
しかし全く臆することもなくTKOするなんて、これからが非常に楽しみです。
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一番スゴイ!と感心したのは、大阪に行く前に、道場にお父さんと来てくれたときに言ってた言葉です。
男子ボクシング界とは違い、女子プロボクシング界はイマイチ盛り上りに欠けるので、自分が派手なパフォーマンスで勝ちを重ねて、この業界を盛り上げます!!と力強く言っていました。
試合後の勝利者インタビューでも、堂々と言ってたいたのは非常にびっくりしたのと同時に、本当に彼女ならやるのではないか?と期待を持たせてもらいました。
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とても良い経験をさせてもらいました。
頑張れ!!
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その日の夜は、吉式君の娘さんが今年、大阪に就職をしたので、その妹さんと3人で食事をし、お邪魔な私は早々に退散しました。
久々に1人で、大阪の街をふらつきました。
神戸には以前、月2回ぐらい仕事で4年程来ていおり、久しぶりに昼に神戸の街を散策しましたが、やはり私の一番好きな街でした。
翌日、早朝から万博会場に行きましたが、入るまでに一時間程待たされました。
何となくあまりうまく流れていないような、スタッフも慣れていないような感を覚えました。
入って見ると、アメリカ館とフランス館は早速人が並んで、とても入れる様子ではなかったです。
とりあえず上にある会場を一周している歩ける所を半分くらい歩いて、中国・マレーシアなどいくつかのパビリオンを周りましたが、正直、私がイメージしていた万博とは違っていました。
私のイメージですが、付き合いで出した!という感じのあまりお金をかけてないな、というのが私のような者でも分かるお作りでした。
自分の国を自信を持ってアピールしているとは私には思えず、吉武君を呼んで「私は先に帰り空港で仕事をしているので、ゆっくり見て来てくれ!」と言って会場を後にしました。
ただ昼の一部しか見ていないので、夜には夜の楽しみ方・他のパビリオンなど、素晴らしい見学の仕方があったのかもしれません。
もっと時間がかかると思い最終の便にしていたので、時間が結構余りましたが、空港が好きな私としてはあまり苦にならず仕事ができました。
「世の中、一粒で2度美味しい」というような甘い事はない!と痛感した次第です。
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中国のパビリオン
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ブラジルのパビリオン
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国技カポエラ
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マレーシアのパビリオン
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あと、いくつか周りましたが、写真を撮っていませんでした。
食事をする所も多くはありませんが、私は最近行ったマレーシア料理に惹かれて、そこで昼食を取りました。
まだ完成していない所もあったので、目的と下調べをしっかりとして行けば楽しく過ごせるとは思います。