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2016年9月22日 第一回 正流拳空手道大会

  • 9月22日に熊本県で「第一回 正流拳空手道大会」が開催されました。

    今大会は団体戦があるということなので、士学館からは団体戦に5つのチームを参加させました。個人戦ばかりでやってきているので、団体戦で同じチームになった者同士で話し合うことにより、お互いに今まで以上のコミュニケーション力が付き、お互いを励ましあう心も生まれてくると思い、今回は団体戦に集中させました。

  • 開会式

  • 熊本の震災後、はじめての大会です。まだ完全に復興はしていませんが、子供たちや大人も含めて大会を行うことにひとつの指針を示されたのではないでしょうか?みんなで元気になるんだ!という迫力を感じました。

  • 今回の大会を振り返ってみて、まず今までの大会と選手の気持ち・表情が違っていました。

    チームでの戦いですので、最初は戸惑っていた子供たちも、慣れてくると、リーダー的な役割をする子、慰めたりアドバイスをする子など、色々な気遣いをするようになり、互いを激励しあうようになりました。

    今まであまり自分を出せなかった子も、語り合ったり、自己主張するようになったりと、空手の勝利よりある意味得るものが多く、私も心が躍りました。

    空手の試合も小学1年~2年の女子の部、3年~4年の男子が優勝し、小学5年~6年の部が3位になり、総合で士学館が3位になりました。選手の子たちの頑張りの結果だと感謝しています。

    また、この大会で成長した子もいました。

    幼児で保育園の瑞樹ちゃんが小学生の部に出て、全試合勝利して、本人の自信につながったと思います。

    また、チームでは負けましたが、1年の真平君は個人的には負けなしで終わり、元々、気持ちは強い子で怯むことなく前に出る子ですが、気分にムラがあり、技術的な部分がいまひとつ追いついていなかったのですが、今回は技も多彩に繰り出し、一つ前進しました。

    ただ、元々の前向きな気持ちに火がついたようで、地上最強の小学生になったような勘違いがしばらく続きそうです。

    4年生の優芯君は今大会のヒーローで、圧倒的な強さで全試合勝利しました。試合で伸びたNo.1でしょう。祐彰君も優芯君に引っ張られて、試合経験が少ない中で勝利していました。これからが楽しみです。

    5年生の大地君・幸汰君も3人1チームですが、1人の選手が出れなくなって、2人で3人分を戦い、3位になりましたので、精神的な面が少し強化できたのでは。そしてみんなのまとめ役もやってくれていたので、人間的にも成長できたと思います。

    精神的に成長したのはもう一人、5年生の海輝君です。チームは負けましたが、彼は自分より一回り以上大きい選手を相手に気持ちが逃げず、見事勝利しました。今まで組手で引くケースが多かったのですが、この試合をきっかけにたくましくなってくれると思います。

    そして、一番みんなを感動させたのが、川南支部の由貴君です。試合の途中で右足を痛めて、何度もそのせいで試合が止まったのですが、あきらめることなく最後までやり通し、さらに、ほぼ全勝しました。他の選手にもこの頑張りは伝わったと思います。

    私にとってなによりの言葉は、終わった後で皆が「楽しかった」と言ってくれたことです。この言葉が皆を次に向かって成長させてくれると思います。

    ご父兄の方々、指導員の人たち、お疲れ様でした。

2016年9月18日 8団体合同稽古交流会

  • 9月18日(土)鹿児島アリーナにて、防具付空手道と硬式空手道の8団体が一堂に会し、お互いの技を磨きました。同じ防具を付けての武道性を重んじる空手ではありますが、今まで交流する機会がありませんでした。今回、鹿児島県空手道連盟の川越会長の尽力でこのような素晴らしい交流会を開催することができました。

  • 開会挨拶の後、それぞれの流儀とルールの説明を行い、各道場の生徒たちの質問を受けました。

  • 楊心門の方々による演武を披露してもらいました。足技が華麗で動きが機敏でした。

  • 何人かの選手がそれぞれのルールで組手を行いました。

  • 九州硬式空手道連盟 甲斐会長の総評で終了しました。

  • 各団体の先生方、生徒さんたち、ご父兄の方々、ありがとうございました。
    これから新たな一歩になると確信しました。

大会報告
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